2026年8月06日

「最近なんだか調子が悪い…」それ、男性更年期障害かもしれません
「仕事に集中できない」 「なんとなくやる気が出ない」 「疲れが取れない」
こんな症状に心当たりはありませんか?
実は、女性だけでなく男性にも更年期障害が存在します。 特に40-50代の男性に増加しており、QOL(生活の質)を大きく低下させる原因となっています。
この記事では、泌尿器科専門医として男性更年期障害の診療を行ってきた経験から、症状の見分け方と最新の治療法について詳しく解説します。
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【監修者】西南泌尿器科クリニック院長 持田 蔵
泌尿器科専門医|医学博士、テストステロン治療認定医
福岡県立筑紫丘高校卒、大分大学医学部卒。
昭和63年 九州大学泌尿器科入局
国立福岡中央病院、九州中央病院、県立宮崎病院、原三信病院、国立九州医療センター、浜の町病院を経て、平成9年 九州大学泌尿器科 助手就任。その後、博愛会病院勤務後、平成18年 西南泌尿器科クリニックを開業。
NHK「きょうの健康」、週刊文春「特集:スーパー開業医」、新聞、雑誌などメディア出演多数 男性更年期障害、前立腺の病気、男性の病気、オトコの老後など、メンズヘルス(オトコの健康)で講演多数 著書:「前立腺肥大症をスッキリ治す本」
男性更年期障害とは

正式名称:LOH症候群
LOH(Late-Onset Hypogonadism)症候群=加齢男性性腺機能低下症候群
原因は、男性ホルモン(テストステロン)の低下によって引き起こされます。
テストステロンの役割
テストステロンは単なる「男性らしさ」のホルモンではありません:
✅ 筋肉量の維持 ✅ 骨密度の維持 ✅ 認知機能のサポート ✅ 心血管系の健康維持 ✅ 性機能の維持 ✅ メンタルヘルスの安定
つまり、男性の健康全般に関わる重要なホルモンなのです。
あなたは大丈夫?セルフチェック
以下の項目に当てはまるものをチェックしてください。
身体症状
・疲れやすい、疲労感が取れない
・筋力が落ちた
・お腹周りの脂肪が増えた
・ほてり、発汗が増えた
・睡眠の質が悪い
精神症状
・やる気が出ない
・イライラしやすい
・集中力が続かない
・不安感がある
・うつっぽい
性機能症状
性欲が低下した
ED(勃起不全)がある
朝立ちが減った
これらの項目の中で、3つ以上当てはまる方は、一度検査を受けることをお勧めします。
男性更年期障害の診断
血液検査
測定項目は以下の通りです。
・総テストステロン値
・遊離テストステロン値
・LH(黄体形成ホルモン)
・FSH(卵胞刺激ホルモン)
診断基準は総テストステロン値が300ng/dL以下、または遊離テストステロン値が7.5pg/mL以下で、症状がある場合に診断されます。
問診票(AMS スコア)
医学的に標準化された質問票で、症状の程度を評価します。
見逃されやすい理由
男性更年期障害が見逃されやすいのには、以下の理由があります。
・「仕事のストレス」と思い込む
・「年齢のせい」と諦める
・相談しづらい(特に性機能症状)
・一般の内科では検査されないことが多い
実際、症状があっても医療機関を受診する男性は約10%程度と言われています。
治療法
1. テストステロン補充療法(TRT)
治療方法は以下の通りです。
・注射(2-4週間に1回)
・塗り薬(ゲル)
効果が期待できる症状
・疲労感の改善
・筋力の向上
・性機能の改善
・気分の安定
・認知機能の向上
治療期間は、通常3-6ヶ月継続し、効果を判定します。
2. 生活習慣の改善
運動は、筋力トレーニングと有酸素運動の組み合わせが効果的です。
食事のポイントは以下の通りです。
・タンパク質をしっかり摂る
・亜鉛、ビタミンDを意識
・過度なアルコールを控える
睡眠は、質の良い睡眠がテストステロン分泌を促進します。
ストレス管理は、慢性ストレスはテストステロンを低下させます。
3. 漢方薬
補中益気湯、八味地黄丸などが症状緩和に役立つことがあります。
テストステロン補充療法の安全性
「男性ホルモンを補充すると、前立腺がんになる?」という声もよく聞きますが、これは誤りです。
最新の研究では、適切に管理されたTRTと前立腺がんの発生率に関連はないことが示されています。
定期的なモニタリング
・血液検査(3-6ヶ月ごと)
・PSA値のチェック
・前立腺の触診
・肝機能の確認
【動画で詳しく】院長が解説する男性更年期
「YouTubeチャンネル「持田蔵 | 泌尿器科医」で、男性更年期について詳しく解説しています。
実際の治療の流れや、患者様の体験談もご紹介しています。
男性更年期とEDの関係
男性更年期障害とEDには密接な関係があります。
テストステロン低下によるED
・性欲の低下
・勃起力の低下
・夜間勃起の減少
重要なポイント ED治療薬だけでは改善しにくいケースでも、テストステロン補充療法と併用することで大きな効果が得られることがあります。
よくある質問
Q1. 何歳くらいから症状が出るのですか?
A. 個人差がありますが、40代後半から50代が最も多いです。早い方は30代後半から症状が出ることもあります。
Q2. 治療費はどのくらいですか?
A. 診断までの検査は保険適用です。テストステロン補充療法も保険適用となる場合があります。
Q3. 一生治療を続けるのですか?
A. 症状や血液検査の結果を見ながら、継続期間を判断します。生活習慣の改善で自然にテストステロン値が上がるケースもあります。
Q4. 副作用はありますか?
A. 適切な管理下では重大な副作用はまれです。定期的なモニタリングで安全に治療を続けられます。
西南泌尿器科クリニックの男性更年期治療

泌尿器科専門医による総合診療
単なるホルモン補充だけでなく、ED、前立腺疾患など男性特有の健康課題を総合的にサポートします。
豊富な治療実績
YouTube登録者2.7万人、動画再生80万回以上。多くの患者様から信頼をいただいています。
プライバシーへの配慮
完全予約制、個室診察室で安心してご相談いただけます。
まとめ:「年齢のせい」と諦めないで
男性更年期障害は、適切な診断と治療で改善できる疾患です。
治療のメリット
・活力の回復
・仕事のパフォーマンス向上
・家庭生活の充実
・健康寿命の延伸
大切なこと
・まずは血液検査でテストステロン値を測定
・専門医に相談する
・生活習慣の改善も並行して行う
「最近調子が悪い」と感じたら、それは体からのサインかもしれません。 一度検査を受けてみることをお勧めします。
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📍福岡市早良区西新4-8-23-3F
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持田蔵 | 泌尿器科医 https://www.youtube.com/@moco1952/featured
※この記事は西南泌尿器科クリニック院長・泌尿器科専門医の監修のもと作成されています。